一頁講座 義肢のパーツ・6
骨格義足のcomponents
武智 秀夫
1
1岡山大学整形外科
pp.477-478
発行日 1985年6月10日
Published Date 1985/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105404
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骨格義足とは:骨格義足とはソケットに大腿,下腿部の支持を受持つ骨格構造用パイプをつなぎ,継手部分を小型化し,外装にフォームカバーを用いるものである.つまり構造部と外観を別々に作るもので,構造部が丁度人体の骨格に似ているところからこの名が用いられる.
この原理は義手にも応用され一般に骨格構造義肢といわれる.各部分の機能を単元化して共通の部品に互換性を与えることが容易にでき,構成要素の部品を選択し結合することで義肢を組み立てる場合はモジュラー義肢と呼ぶ場合もある.
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