特集 理学療法の2040年
—2040年を見据えた理学療法の取り組み—がん
森下 慎一郎
1
,
鈴木 克喜
2
,
福島 卓矢
3
Shinichiro MORISHITA
1
,
Katsuyoshi SUZUKI
2
,
Takuya FUKUSHIMA
3
1福島県立医科大学保健科学部理学療法学科
2静岡県立静岡がんセンターリハビリテーション科
3関西医科大学リハビリテーション学部理学療法学科
キーワード:
がん
,
がん理学療法
,
エビデンス構築
Keyword:
がん
,
がん理学療法
,
エビデンス構築
pp.415-418
発行日 2023年4月15日
Published Date 2023/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203008
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
●2010年度診療報酬改定において疾患別リハビリテーション料にがんが組み込まれ,がん理学療法はこの約10年で大きく発展してきた
●入院中のがん理学療法の実施率は高い一方で,外来での実施率はまだ低く,シームレスな展開とともに質の高い理学療法の提供が課題である
●小児や高齢者など世代ごとのニーズに合わせたがん理学療法を推進し,がん患者の療養の質に寄与できるよう質の向上ならびにエビデンス構築を図る必要がある
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.