特集 タッチ—触れることと触れられること
EOI(essences of the issue)
pp.1052-1053
発行日 2021年10月15日
Published Date 2021/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202446
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岩村吉晃先生の名著『タッチ』(医学書院,2001)の「序」には,この書籍の表題を体性感覚ではなくタッチとした理由について,アリストテレス時代の触覚の定義は曖昧であり,その顰に倣って幅広い内容,例えばアクティブタッチや内臓感覚を含むためであると言及されている.今回,「タッチ」として特集を組むにあたってさまざまな角度からの情報,成果,展望を取り込んで構成しようと考え,気鋭の先生方に論述していただいた.皆様の探求心の琴線に「触れる」ことができれば幸いである.
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