特集 皮神経滑走と運動療法の新知見
EOI(essences of the issue)
pp.372-373
発行日 2021年4月15日
Published Date 2021/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202265
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皮膚は機械受容器で受ける信号をさまざまな体性感覚として受け止めるが,さらに治療者の体性感覚はさまざまな評価のために用いられている.人の身体に触れるときには,両者の機械受容器からの信号が両者の神経を介している.Protective adipofascial system(PAFS)とlubricant adipofascial system(LAFS),神経絞扼とハイドロリリース,軟部組織の滑走は皮神経にも影響を与え疼痛に関係している.また理学療法士は身体に触れることで種々の臨床効果を自らの体性感覚を通じて理解してきている.皮神経,皮下組織,機械受容器と理学療法のかかわりについて解説する.
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