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編集後記
山田 英司
pp.1242
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202092
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新型コロナウイルスの影響で昨年には想像できなかった環境の変化に戸惑いながら生活を送っています.先の見えないもどかしさに歯がゆさを感じる毎日ですが,このような時期だからこそ,過去を振り返り,新たな社会や理学療法のあり方を考え直す必要があるのではないでしょうか?
本号の特集は「疼痛に対する最新の理学療法—治療効果を最大化するための理論と実践」です.疼痛は理学療法の主たる治療対象となる症状であり,その概念,疼痛モデル,捉え方,介入方法は急速に変化しています.しかし,その変化が急速であるゆえ,情報が混乱している状況になっていると考えられます.そこで,本特集では,最新の疼痛に関する情報をご提示いただき,さまざまな状況での実践例を通して具体的な介入方法を示していただきました.
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