特集 臨床実習教育の実態と展望
都道府県理学療法士会からみた臨床実習教育の実態と展望
1.福岡県士会の取り組み
明日 徹
1,2
Toru Akebi
1,2
1公益社団法人福岡県理学療法士会
2産業医科大学病院リハビリテーション部
キーワード:
臨床実習教育
,
養成校との意見交換会
,
クリニカル・クラークシップ
,
公益社団法人福岡県理学療法士会
Keyword:
臨床実習教育
,
養成校との意見交換会
,
クリニカル・クラークシップ
,
公益社団法人福岡県理学療法士会
pp.495-500
発行日 2014年6月15日
Published Date 2014/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551106658
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はじめに
公益社団法人福岡県理学療法士会(以下福岡県士会)は1969年に設立され,今年で45年目を迎える.福岡県の理学療法士養成機関は,1966年にわが国で3番目に開校した旧労働省管轄の労働福祉事業団九州リハビリテーション大学校が始まりで,そこを巣立った多くの先輩方が全国で理学療法士教育の中核を担っておられる.
本稿では,福岡県の臨床実習教育の実態と展望を述べる.特に近年,福岡県士会執行部と養成校教員が一堂に会し,卒前・卒後教育,主に臨床実習教育に関することを議題とする意見交換会の開催を開始した.その開催までの経緯を含め,内容の紹介と福岡県士会としての臨床実習教育への今後の対応について展望を述べる.
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