理学療法臨床のコツ・37
足底板作製のコツ
入谷 誠
1
Makoto Iritani
1
1足と歩きの研究所
pp.518-520
発行日 2013年6月15日
Published Date 2013/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551106314
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はじめに
近年理学療法分野において,足底板療法はさまざまな観点から臨床応用されるようになってきた.筆者が足底板を臨床応用し始めた1987年ごろには,足底板自体の医療分野や一般社会への認識が非常に薄く,理学療法分野においても当然行われていなかった.現在,少しずつではあるが社会の認識も高まってきており,喜ばしく思っている.
本稿では身体機能を取り扱う理学療法士にとって足底板が重要な位置付けにあることを認識していただきたく,初めて足底板に触れて臨床応用する際の導入編として,機材を使用しない簡易な「入谷式足底板」処方について紹介する.
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