特集 臨床実習の課題と工夫
EOI(essences of the issue)
pp.475
発行日 1998年7月15日
Published Date 1998/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105697
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臨床実習の形態と方法は理学療法の学校教育が開始された当時から本質的に変わっていない.当時と比べて学生の気質も患者の権利意識も臨床実習の時間数も変化した.最適な臨床実習は時代と共に変化するはずである.また養成学校の急増で全学生が臨床実習を遂行できるのか危惧される.現在の臨床実習が多くの問題を抱えていることは周知の事実である.しかし具体的な解決策となるとその方向すら見えない.それでもいくつかの独創的な試みはなされている.それらはその学校や臨床施設ゆえに可能となる試みかもしれないが,その努力を結集することで新たな展開への導入剤になると期待される.
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