特集 視覚障害を併存する対象者の理学療法を考える
EOI(essences of the issue)
pp.744-745
発行日 2024年7月15日
Published Date 2024/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203508
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理学療法対象者は重複障害を抱えることがしばしばあり,視覚に問題があることも少なくない.感覚機能としての視覚には重要な役割があり,視覚障害を合併すると運動機能の改善にも影響を与え,時に視覚障害のほうが主たる問題となることもある.一方,理学療法教育では視覚障害に関する知識を整理することは少なく,臨床現場で視覚障害のある方への対応に苦慮することも多いと予想する.本号の特集の目的は,視覚障害について知識を深め,視覚障害を合わせもった理学療法対象者への対応,対処の方法について学び,実践に生かすことにある.
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