特集 中高年者のスポーツ障害
野球愛好家のスポーツ障害と理学療法
塩塚 順
1
,
横山 茂樹
2
Shiozuka Jun
1
1虹が丘病院リハビリテーション科
2長崎大学医学部附属病院理学療法部
pp.547-553
発行日 1999年8月15日
Published Date 1999/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105362
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1.はじめに
時代の移り変わりや流行に関係なく,野球は広く愛好されている.職場のチームや気の合う仲間とチームを作ったり,中高年になっても長く行えるスポーツである.しかし,レクリエーションとして行われる場合は,年に数回(数試合)しかせず,更に練習をしないでいきなり試合に出る場合が多い.こうしたケースでは,野球は好きでも「愛好家」とはいえない.そこで「中高年野球愛好家」のスポーツ障害の発生状況と理学療法について,アンケート調査結果を交えながら,発生するスポーツ障害・外傷について論じてみたい.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.