Japanese
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特集 脳卒中;回復期以降の理学療法を中心に
脳卒中後遺症者の長期予後
Physical Therapy for the Stroke in Later Stages: Long-term Outcome in Stroke Rehabilitation
伊藤 良介
1
Ryosuke ITOH
1
1七沢リハビリテーション病院・脳血管センターリハビリテーション医学科
1Department of Rehabilitation Medicine, Nanasawa Rehabilitation Hospital-CVA Center.
pp.4-8
発行日 1991年1月15日
Published Date 1991/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103174
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Ⅰ.初めに
脳卒中は複雑な障害をもたらし,生活のあらゆる側面に影響を与え,その長期的な予後は簡単な指標では表現できない.「リハビリテーション訓練」を行なう立場からすれば,身体機能,特に運動機能に関心が向かうのは当然だが,身体機能の向上にはその前提となる生命の維持が必要であり,また機能を生かしてどのような生活を送れるかが重要である.ここでは,脳卒中後遺症者の比較的長期にわたる予後について,これまでの研究報告を基に種々の側面から簡単にまとめてみた.
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