学会印象記
―第46回日本理学療法学術大会―宮崎学会に参加して
浅井 友詞
1
,
鈴木 重行
2
,
松原 貴子
1
1日本福祉大学健康科学部
2名古屋大学医学部保健学科
pp.804-805
発行日 2011年9月15日
Published Date 2011/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102069
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はじめに
第46回日本理学療法学術大会は,宮崎県理学療法士会の誘致により2011年5月27日(金)~29日(日),シーガイアコンベンションセンターにて開催されました(図1).今年の日本列島は新燃岳の噴火に続き,耐えがたい悲しみをもたらした東日本大震災が発生いたしました.被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます.また,学会当日は予測もしない5月の台風に見舞われ,学会運営に当たられた方々は,大変な心労を受けられたことと察します.宮崎県は日本有数の観光地として霧島,日南海岸をはじめとする雄大な絶景や神話・歴史の宝庫として知られ,参加者の中には学会に加え自己研鑚を目的に参加された方も多かったと思います.学会の楽しみでもあるグルメでは地鶏,マンゴーや焼酎を堪能できたことと思います.
学会テーマに「リハビリテーションの未来図~理学療法は社会にどう貢献するか~」を掲げ,急速に増加した会員数や2012年度に向けた医療・福祉の保険同時改訂が注目されている中で,理学療法士が社会に貢献すべく自覚と責任を再認識する大変有意義な学会であったといえます.
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