学会印象記
―第38回日本理学療法学術大会―理学療法はやはりサイエンスでありアートであった
西村 敦
1
1学校法人福田学園大阪リハビリテーション専門学校
pp.808-809
発行日 2003年9月1日
Published Date 2003/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100891
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2003年5月22~24日にかけて長野県理学療法士会の担当で第38回日本理学療法学術大会が開催され,ほぼ全日程参加する機会を得たので学会印象記として報告する.
長野県は2,500m以上の山々が連なる「日本の屋根」とも呼ばれる雄大な自然が魅力で,県内には4つの国立公園と3つの国定公園があり,軽井沢,志賀高原,上高地などを持つ日本有数の高原リゾート地としても有名である.そんな大自然に抱かれて5月の爽快な季節に旧友たちと語らえる機会が持てるのは全国学術大会ならではの大きな楽しみである.また,7年に1度の善光寺御開帳と時期が重なり本学術大会の会期末には数万人の参拝者が同じ長野市を訪れたと言われており,大会を開催された長野県理学療法士会の諸兄のご苦労は一角のものでなかったと思われる.大会は1998年に開催された長野オリンピック会場であるビックハットを主会場として行われた.
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