絵で見る免疫学 基礎編・21
抗原と抗体の反応機構
高木 淳
1
,
玉井 一
2
,
隈 寛二
3
1ダイナボット(株)器機診断薬事業部
2栄光病院
3隈病院
pp.1202-1203
発行日 2001年9月1日
Published Date 2001/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543906006
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蛋白質の構造
蛋白質の機能は,アミノ酸の配列によって決定される高次構造で発揮される.その構造はまず,アミノ酸の共有結合で連なったポリペプチド鎖からなる一次構造である.これがコイル状(αヘリックス)を形成したり,ポリペプチド鎖が立体的にヒダ状のシート(βシート)を形成したりする.これを二次構造と言う.これらポリペプチドが更に折りたたまれて三次構造を形成している(図1).
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