増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス
9.中枢神経系の日常染色法
ナウタ染色
阿部 寛
,
園上 浩司
,
柿沼 千早
,
水谷 喜彦
,
須田 耕一
pp.817-819
発行日 2001年6月15日
Published Date 2001/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905901
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目的
ナウタ染色(Nauta stain)は,神経線維の切断や薬物中毒などによる軸索の変性と神経原線維変化を主体とする老人斑などを選択的に染め出す染色法である.
種々の変法があるが,ここではパラフィン切片で行うことができるギラリー(Guillery),シーラ(Shirra)とウェブスター(Webster)のナウタ変法(modified Nauta method)について述べる.
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