検査じょうほう室 免疫:日常検査の中での新発見
偶然に見つかるM蛋白血症
橋本 寿美子
1
1日本大学医学部附属板橋病院臨床検査部
pp.60-61
発行日 2001年1月1日
Published Date 2001/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905712
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はじめに
M蛋白(monoclonal protein)血症は血漿蛋白の電気泳動以外にも,さまざまな臨床検査の異常をきっかけとして偶然に見つかる場合が多い.そこで,これらの異常を検出する機会の多い検査部門で仕事をしている技師の方々の,いつもとは違った角度から,M蛋白検出につながる異常値を考える力を育てていくために,その注意点を述べてみたい.
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