増刊号 血液検査実践マニュアル
Part 5 凝固・線溶検査
4.ルーチン検査
1)検査の実際 a)出血時間
田中 由美子
1
,
権藤 和美
1
1東海大学医学部附属病院中央臨床検査センター
pp.834-838
発行日 2000年6月15日
Published Date 2000/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905484
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検査の目的と意義
出血時間は,皮膚に切創を作り,湧出する血液が自然に止血するまでの時間を測定するin vivoのスクリーニング検査である.この検査は一次止血を反映し,一次止血をつかさどる血小板の量的,質的異常によって延長する.
出血時間の測定法には,Duke法,Ivy法,Template Ivy法,Simplate法などがある.
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