増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル
第III章 細胞診
4.細胞診断学各論
3)消化器 a)唾液腺
加藤 拓
1
1船橋市立医療センター検査科病理検査室
pp.241-243
発行日 1998年6月15日
Published Date 1998/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903509
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はじめに
唾液腺病変の穿刺吸引細胞診はEnerothらにより1950年以降,本格的に行われ始め,その正診率は約90%と,当時としては画期的なものであった.それ以後,この検査法の診断率の高さ,安全性,手技の容易さから欧米において積極的に行われ,わが国でも徐々に行う施設が増えている.
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