輸血検査メモ
自動輸血検査装置
冨田 忠夫
1
1大阪府赤十字血液センター
pp.279
発行日 1997年6月15日
Published Date 1997/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903159
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輸血検査は,各種の検体検査の中で自動化の一番遅れている部門であろう.その原因の1つに,試験管内での抗原抗体反応の結果をどう客観的に読みとるか,また検体を赤血球,血清(血漿)ともに用いることから微量化に困難さがあった.
しかし,多数の検体検査を行っている赤十字血液センターでは,十数年前から自動化が行われている.現在では,以下の国産2機種が日常検査に導入されている.
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