増刊号 感染症検査実践マニュアル
Ⅵ.感染症とその検査法
8.産婦人科領域の感染症
久保田 武美
1
1順天堂大学医学部附属順天堂浦安病院産婦人科
pp.136-140
発行日 1996年6月15日
Published Date 1996/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902759
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■主要疾患と病原体
産婦人科で取り扱う主な感染症は女性下部性器および骨盤内臓器の感染症である(図).そのほかに,妊娠中の母体が保有している微生物の児への感染,すなわち母子感染をも取り扱う.以下,産婦人科の代表的疾患とその起因微生物を順次記載する.
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