増刊号 免疫検査実践マニュアル
総論
Ⅱ.免疫学的測定法
5.標識免疫測定法
(8)イムノセンサ
相澤 益男
1
1東京工業大学生命理工学部
pp.77-79
発行日 1994年4月15日
Published Date 1994/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901889
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■免疫センサの原理と種類
すべての免疫センサは抗体が示す抗原分子認識機能を利用して高度な選択性を発現する.多くの免疫センサでは,固体界面抗体が対応する抗原分子を認識して抗原抗体複合体を形成し,高感度に測定される種々の界面特性を変化するように設計されている.したがって測定液が免疫センサに接触すれば,たちどころにセンサの出力から測定対象の温度測定を行える.
固体界面における抗原抗体複合体の形成を信号変換する方式により,免疫センサは次のように分類される.
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