技術講座 生化学
ドライケミストリーによる血清酵素活性値の正確さの合わせかた
白井 秀明
1
,
桑 克彦
2
1鹿島労災病院検査科
2筑波大学医療技術短期大学部
pp.25-30
発行日 1994年1月1日
Published Date 1994/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901775
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サマリー
血清酵素活性測定値の基準は,常用基準法である.そしてすでに溶液法である自動分析による日常検査法は,この常用基準法に合わせられる.そこでドライケミストリーは,この溶液法に合わせればよい.
こうして得られた校正係数は,項目ごとに固有の値となる,この校正係数を用いることで測定値の正確さが得られる.さらにこのときの許容限界は,基準範囲の上限付近で目標値±20%以内になる.
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