技術講座 生理
脳神経外科疾患の脳波のとりかた
佐々木 達也
1
,
板倉 毅
1
,
児玉 南海雄
1
1福島県立医科大学脳神経外科
pp.987-995
発行日 1993年11月1日
Published Date 1993/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901722
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サマリー
脳神経外科領域では脳腫瘍,脳血管障害,頭部外傷,てんかんなど多くの疾患が脳波検査の対象となる.本稿では脳波の記録手技および注意点を中心に以下の項目について具体的に述べていくこととする.
①検査前の準備,②電極の位置と装着法,③脳波誘導法,④モンタージュ,⑤アーチファクト,⑥基礎波形,⑦各種賦活法(開閉眼,過呼吸,閃光刺激,睡眠,薬物賦活法),⑧脳波記録の実際,⑨緊急検査,術中記録,⑩2次元脳電図,パワースペクトル,⑪異常脳波(脳腫瘍,脳血管障害,外傷,モヤモヤ病,てんかん,脳死).
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