技術講座 微生物
レジオネラの分離法
黒川 幸徳
1
,
中浜 力
2
1川崎医科大学附属病院中央検査部
2川崎医科大学検査診断学
pp.893-898
発行日 1992年10月1日
Published Date 1992/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901292
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
サマリー
レジオネラ症は,1976年に発見された新しい呼吸器感染症であるが,現在は常に鑑別診断に挙げられる疾患として認識が高まっており,検査室でも臨床のニーズに対応する必要がある.
本稿では,Legionella属菌の検査法を,選択分離培地の特徴やlow-pH処理法など分離培養法を中心に,蛍光抗体法,DNAプローブ法なども併せて紹介した.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.