技術講座 血液
血漿中の血小板第4因子(PF4)の測定
石井 秀美
1
,
久保木 正明
1
1帝京大学薬学部臨床生化学教室
pp.309-314
発行日 1992年4月1日
Published Date 1992/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900999
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サマリー
血小板第4因子(PF4)はβ-トロンボグロブリン(β-TG)などとともに血小板の放出反応により血中に放出される.そこで血漿中でのPF4濃度は血管内での血小板活性化を反映する指標と考えられ,血栓症の診断および治療結果の判定に利用される.
PF4の測定法にはRIA法およびEIA法が用いられる.ここではこれらの代表的な測定法について説明した.
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