技術講座 生化学
秤量の技術
久保野 勝男
1
1(株)エスアールエル特殊検査部
pp.126-130
発行日 1990年2月1日
Published Date 1990/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900034
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
サマリー
検査室において生体試料の分析に用いられている試料の質量の測定や容量の測定,試薬の調製といったことには,必ず天秤やピペット,フラスコなどの機器・器具を用いなければならない.これらにはその用途に応じて必要な精度や正確さが決められているが,正しい使用方法と保守管理方法あるいは検定方法などを十分に知ったうえで用いることが重要である.
ここでは日常最もよく使用されている天秤の基本的な操作方法と保守管理方法,また測容器具の検定方法などを中心に解説した.
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.