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あとがき・次号予告
八鍬 恒芳
pp.78
発行日 2024年1月1日
Published Date 2024/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543209225
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秋の学会シーズン真ただ中の時期にこのあとがきを記しています.最近の超音波検査の学会では,AIに関するセッションが必ずといっていいほど組み込まれているようになりました.参加した学会では,超音波を走査しながらリアルタイムでAIが上肢の神経の像を認識し追従する動画を見ましたが,個人的にかなり衝撃を受けました.神経自体のエコーがまだそれほど広まっていないなかで,その分野に長けている方はさらにその先を見据えている印象でした.その他,AIを使った自動計測やプローブ走査法の修正(AIによるアドバイス)などが話題に挙がっていました.また,リンパ管エコーや本号でも掲載されている経頭蓋内エコーなど,今まであまり取り上げていない領域を集めたセッションもあり,内容の新鮮さに感銘を受けました.
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