技術講座 一般
汎用遠心機で行う髄液検体の集細胞塗抹標本の作製法(G法)
友田 美穂子
1
1がん研有明病院臨床検査センター検体検査部
pp.1152-1157
発行日 2022年10月1日
Published Date 2022/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208798
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Point
●髄液検体の細胞数算定検査は髄液検査のなかで最も重要であり,迅速性や高い精度が要求される.
●より正確な鑑別をするために細胞塗抹標本の作製が望まれ,細胞収集装置を用いた方法が最も適した方法とされている.
●本稿で紹介するG法では,生化学検体や尿沈渣作製に用いる汎用の遠心機を用いて,少量の検体で簡単に集細胞塗抹標本の作製が可能である.
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