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赤血球型検査(赤血球系検査)ガイドライン(改訂3版)改訂のポイント
三浦 邦彦
1,2
1手稲渓仁会病院臨床検査部
2日本輸血・細胞治療学会赤血球型検査ガイドライン小委員会
pp.641-643
発行日 2021年6月1日
Published Date 2021/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208404
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はじめに
赤血球型検査(赤血球系検査)ガイドライン(以下,GL)は平成15(2003)年5月に発行され,平成26(2014)年12月に改訂版,平成28(2016)年10月に改訂2版として公表された.令和2(2020)年3月に厚生労働省「輸血療法の実施に関する指針」1)の一部改正に伴い準拠すべくGLの見直しを行い,改訂3版2)として公表した(日本輸血・細胞治療学会ホームページの「医療関係者の方へ」→「指針/ガイドライン」→「検査に関するガイドライン」でみられる).
改訂3版では,特に児の採血量削減を目的として乳児の赤血球系検査を中心に改訂されている.
本稿では,GL(改訂3版)の主な概要と改訂内容のポイントについて概説する.
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