書評
細胞診セルフアセスメント 第2版
庄野 幸恵
1
1東京都がん検診センター細胞検査士養成所
pp.1315
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208205
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問題を解くことで自身の判断能力が一目瞭然にわかる
2020年6月,『細胞診セルフアセスメント 第2版』が発刊されました.細胞診検査にかかわる誰もが手にしたであろう『細胞診を学ぶ人のために』(医学書院)(通称「学ぶ君」)の姉妹編であり,こちらを参考書とするならば,本書は細胞を判定する能力を自己評価できる実践的な意味を持つ一冊といえます.
今回,本書はいくつもの改訂がなされています.最初に,部門ごとに色分けされたカラフルな目次とテーマ別に番号と色分けされた中扉が目を引きます.全11項目の中扉をめくると,親しみやすさとともに本題である細胞像問題への期待が高まり,すぐに問題に挑戦したくなるのではないでしょうか.
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