技術講座 病理
がんゲノム医療における病理部門の役割
安孫子 光春
1
,
丸川 活司
2
,
松野 吉宏
1
,
畑中 豊
3
1北海道大学病院病理部
2北海道医療大学医療技術学部臨床検査学科
3北海道大学病院ゲノム・コンパニオン診断研究部門
pp.44-48
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207863
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Point
●がんゲノム医療において,病理部門が担う大きな役割の1つは,質の高いホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織ブロックを作製することです.
●がん遺伝子パネル検査におけるプレアナリシス段階,特に固定前プロセスにおいては,診療科の理解と協力が不可欠です.
●検体検査の精度を確保するためには,責任者の配置・各種標準作業書・日誌の作成・精度管理などが求められます.
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