検査を築いた人びと
有機物の微量分析法を考案した フリッツ・プレーグル
酒井 シヅ
1
1順天堂大学医史学
pp.356
発行日 1984年4月1日
Published Date 1984/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205444
- 有料閲覧
- 文献概要
有機化学は,その複雑な構造のために,無機化学より遅れて近代科学の舞台に登場し,その本格的な発展をみせたのは20世紀になってからである.その発達に大きな役割を果たしたのが,プレーグルの微量分析法の発明であった.それにより彼は1923年にノーベル化学賞を受賞したのである.
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.