検査ファイル 試薬
ペースト
清水 加代子
1
1東北大学医療技術短期大学部
pp.818-819
発行日 1986年6月1日
Published Date 1986/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203773
- 有料閲覧
- 文献概要
1.目的
生理検査において,ペーストは誘導用金属電極と皮膚との間に介在させて用いる.この場合ペーストは,①皮膚の抵抗を下げる,②ペースト中の電解質成分が電極の「電子導電体」と生体の「イオン導電体」との間で電荷の授受を容易に行わせる,などの役割をする.このため心電図や脳波検査で金属電極を用いるときは,ペーストの正しい使い方をしなければならない.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.