基礎実習講座
除蛋白法
岡崎 雄交
1
1近畿大学薬学部
pp.933-937
発行日 1984年10月1日
Published Date 1984/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203172
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除蛋白法とは試料液から蛋白質を除去する方法で,血液や体液中の蛋白質以外の物質を測定する場合,蛋白質が妨害することがよくあるのでこの操作を行う.
この方法ではトリクロル酢酸やタングステン酸(Folin-Wu法),水酸化亜鉛(Somogyi法),過塩素酸などの蛋白質沈殿剤がよく用いられるが,最近では透析や限外濾過法などがよく利用されるようになった.
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