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光エレクトロニクスの進歩と臨床検査
梶谷 文彦
1
,
平松 修
1
,
三戸 恵一郎
1
,
小笠原 康夫
1
1川崎医科大学医用工学
pp.605-606
発行日 1984年7月1日
Published Date 1984/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203090
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光学と電子工学の結合の産物であるオプトエレクトロニクスは,医学の間にも広い共通領域をもっているが,特に最近の医用オプトエレクトロニクスの話題は,レーザーと光ファイバーを用いた技術の医学応用である.
レーザー光の大きな特徴は,時間的,空間的に整ったコヒーレントな(coherent;緊密に結び合わさっている)波であることである.これから,単色性,可干渉性,指向性,集束性など計測のための光源として極めて優れた特性が生み出される.このような性質を利用して,レーザーの生体計測ないし臨床診断への応用が盛んになりつつあるが,それには次のようなものがある.
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