けんさアラカルト
検査過誤にご用心2—身の毛もよだつ経験
石橋 みどり
1
1慶応大学病院中央臨床検査部
pp.390-391
発行日 1983年4月1日
Published Date 1983/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202752
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さて,今号では我々が日常業務の中で遭遇した検査過誤の実例と,そこから苦心の末,あるいはちょっとした思いつきで生まれた具体的な対策のいくつかを紹介してみようと思う.
1)過誤の中で我々がもっとも恐れるものは検査室以前,すなわち診療側で発生するものである.この範囲までは検査室での管理の手が十分及ばず,しかし実に身の毛のよだつような経験をした.
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