技術講座 検体の取り扱いと保存
生化学検査
玄番 昭夫
1
1中央鉄道病院中央検査部
pp.804-810
発行日 1980年10月1日
Published Date 1980/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202138
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検体の取り扱い
生化学検査で取り扱う検査材料は主として血清であるが,目的によっては適当な抗凝固剤を加えて得られた血漿,あるいは全血そのものが用いられるし,またその他の体液(尿,リコール,消化液,胸・腹水など)も対象になる.このような検査材料をいつ,そしてどのようにして採取するかということから始まり,ついでそれらが分析されるまでの間の,いわゆる"検査前管理"の問題は,現場で働く検査技師にとっては分析と同じくらい大切な事柄である.
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