広がる技師の職場
日本テクニコン株式会社技術部
志水 郁子
1
1日本テクニコン株式会社技術部教育室
pp.944-945
発行日 1979年11月1日
Published Date 1979/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543201958
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1.会社の概要
オートアナライザーの商標名で広く知られている日本テクニコン株式会社は,医学分野はもとより,環境科学をはじめ,多くの産業分野で,自動化学分析の進歩と調和に取り組んでいます.
テクニコン社における臨床検査機器の開発は,1937年,自動包埋装置(オートテクニコン)に始まり,1953年,オートアナライザーの出現で,世界の臨床検査に本格的な自動化を促進してきました.その後,多種目同時分析装置(SMAシリーズ)の普及に入って,生化学・血液学・免疫血清学の分野における新装置を次々に開発し,更に,ハードウエアのみならず画期的なソフトウエアとして,バイオケミカル,バイオメディカル,ヘマトロジカルプロファイリングなどの概念を発表し,世界の医学界へ大きく貢献してきました.
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