技術講座 生化学
緩衝液の作り方・保存・チェック
松村 義寛
1
1東京女子医科大学生化学
pp.967-970
発行日 1978年12月1日
Published Date 1978/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543201748
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臨床化学検査のみならず,微生物の培養,血球の取り扱い,免疫化学反応,切片の染色など臨床検査の多くの場面に登場するのが緩衝液であるから,その作り方を習練しておくと,検査,研究などで大いに有力な武器となろう.
緩衝液のキット製品も市販されており,純水を用いて一定の容積になるように溶解すれば所望の水素イオン濃度が得られるようにもなっているが,これも自家製造することが可能である.
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