検査の昔ばなし
教師と至宝に恵まれた話
藤野 恒三郎
1
1阪大
pp.40-41
発行日 1975年9月1日
Published Date 1975/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200869
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"すべての患者材料は教師であり,至宝である"と考えていたのは,毎日,病室から送られてくる患者材料を顕微鏡にかけて見ていたり,培養検査をしていたころのことである.細菌学の実験的研究に若いころの私は大きなあこがれを持っていたが,臨床細菌学の道もまたそのころからのわが道であったと言える.
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