マスターしよう基本操作
細胞診のための塗抹,固定
浦部 幹雄
1
,
木村 光子
1
1中央鉄道病院中検細胞診
pp.41-45
発行日 1974年9月1日
Published Date 1974/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200561
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正診率の高い細胞診成績を得るには,その基本操作を修得する必要があろう.提出された検査材料は正確に,かつすみやかに処理されなければならない.
細胞標本には細胞診上目的とする細胞成分が十分に保存されていることが望ましく,また検査材料の肉眼的観察はきわめて重要なことである.特に塗抹標本の作製はその良否が鏡検の難易に影響を与える.固定もその方法を誤れば細胞診成績を左右する結果となる.
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