基礎から応用へ
ビウレット反応
渡辺 富久子
1
1神戸女子薬大・臨床生化学
pp.28-31
発行日 1974年6月1日
Published Date 1974/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200475
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血漿タンパク濃度は6〜8g/dlと他の生体成分に比較して圧倒的に高い.主としてアルブミンおよびグロブリンから成り,量的にはその50〜70%をアルブミンが占める.
生理的役割は,体タンパク質一般の補給源,浸透圧保持,緩衝作用,脂質,ホルモン,ビタミン,金属などの輸送,生体防衛機構の因子すなわち抗体,補体,血液凝固因子などの供給などである.
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