Laboratory Practice 〈管理運営〉
新しい検査部の運営―つくば臨床検査教育・研究センター(TMER)の取り組み
鈴木 悦
1,2
,
舘下 孝光
2
,
南木 融
1,3
1NPO法人つくば臨床検査教育・研究センター
2つくばi-Laboratory有限責任事業組合
3国立大学法人筑波大学附属病院 検査部
pp.1162-1163
発行日 2010年11月1日
Published Date 2010/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543102987
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はじめに
筑波大学附属病院では,茨城県の地域医療支援体制を構築する計画を進行中であり,同時に当院の再整備計画は病院建設と運用をPFI(private finance initiative)方式で行っていくことが決定し事業が開始されています.一方,臨床検査分野においては新病院に隣接する「つくば臨床検査教育・研究センター(Tsukuba Medical laboratory of Education and Reserch,TMER.以下,当センター)」を独自の形態にて,民間事業者を誘致することにより実現することが決定しました.また,建屋も完成し2011年(平成23年)1月からの稼働に向けて機器の設置,基本性能の検討などの最終調整に入っています.
本稿では新しい検査部の運営のあり方の一例として,当センターの試みをご紹介します.
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