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UDP-グルクロン酸転移酵素遺伝子(UGT1A1)多型検査
吉田 晴彦
1
1東京大学医学部附属病院消化器内科
pp.237-239
発行日 2010年3月1日
Published Date 2010/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543102764
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はじめに
UDP-グルクロン酸転移酵素〔uridine 5′-diphospho(UDP)-glucuronosyltransferase,UGT〕は種々の物質のグルクロン酸抱合を司る酵素であるが,最近,その遺伝子多型が抗癌剤イリノテカンの血中濃度に大きな影響を与えることが注目されている.本稿ではその背景を概説する.
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