コーヒーブレイク
整理収納をちょこっと科学する―第6回:「IN-STOCK-OUT」の流れで考える―「IN」の種類
本多 弘美
pp.511
発行日 2008年6月1日
Published Date 2008/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543102101
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これまで「捨てる」ことにスポットを当てて考えてきました.物が捨てられるようになれば,整理収納の問題は解決に向かいますが,捨てるという部分だけを見ていただけでは,本当の解決にはなりえません.
なぜなら,物には常に流れというものがあるからです.例えば,家を大きな箱と考えてください.この箱にはさまざまな物が入ってきます(IN).入ってきたものは,箱の中に置かれます(STOCK).そして,消費されたりゴミとなって外に出ていきます(OUT).箱の外に出さない限り,STOCKは膨らんでいきます.物にはすべて,このIN-STOCK-OUTという流れがあるのです.
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