増刊号 メタボリックシンドローム健診検査技術マニュアル
各論
3. 検査後手順―検査結果の読み方と利用法 3) 健診後の指導概要
高橋 英孝
1
1野村病院予防医学センター
pp.1260-1268
発行日 2007年10月15日
Published Date 2007/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543101897
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特定健康診査から特定保健指導への流れ
1 . 特定健康診査の定義
2008年4月から,医療保険者(国保・被用者保険)が,40~74歳の加入者(被保険者・被扶養者)を対象として,毎年度,特定健康診査等実施計画に定めた内容に基づいて計画的に実施されることとなった.内臓脂肪型肥満に着目した検査項目での健康診査を,「特定健康診査」という.
2 . 特定健診の対象者
医療保険加入者のうち,「特定健康診査の実施年度中に40~74歳となる者」で,かつ当該実施年度の一年間を通じて加入している者(年度途中での加入・脱退など異動のない者)が対象である.なお,妊産婦その他の厚生労働大臣が定める者(刑務所入所中,海外在住,長期入院など告示で規定)は,上記対象者から除く(年度途中での妊娠・刑務所に入所した者などは,異動者と同様に対象者から除外).
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