総説
羊水の諸検査
久慈 直志
1
,
福島 和夫
1
,
柳沢 弥太郎
1
1東京慈恵医大・産婦人科
pp.700-705
発行日 1976年7月15日
Published Date 1976/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542917724
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出生前医学の最も重要な検査法である羊水検査は1930年代から胎児赤芽球症の診断に用いられ1),次いで胎児の性別の判定2)による伴性遺伝性疾患の診断,羊水中細胞成分の培養や羊水中成分の分析による代謝異常症の診断や,他の方面では胎児切迫仮死の診断に用いられるようになった.
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