臨床検査の問題点・27
血球計算の誤差
冨田 重良
1,2
,
南 博迪
3,4
,
阿波島 清
4,5
1兵庫県立尼崎病院研究検査部兼内科,京大
2日本血液学会,臨床血液学会,臨床病理学会,内科学会,核医学会
3尼崎病院研究検査部血液室
4衛生検査技師学会,臨床病理学会
5松原市立病院中央検査料
pp.354-359
発行日 1971年4月15日
Published Date 1971/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542917328
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最近の自動血球計算器の普及には目ざましいものがある.そこには能率化とともに測定誤差の減少という利点がある.しかし血球計算は用手法,自動血球計算器にかかわらず誤差はまぬがれない.今回はメランジュール法と血動血球計算器の違いを中心にそれぞれの問題点をさぐってみた.(カットは血球計算用ピペットと計算板)
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