今月の主題 甲状腺
臨床検査の問題点・121
甲状腺ホルモン測定値の信頼度
屋形 稔
1
,
熊原 雄一
2
1新潟大学病院中検
2阪大病院
pp.1366-1372
発行日 1979年11月15日
Published Date 1979/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915299
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
甲状腺ホルモンの測定は,RIの応用により大きく進歩し,血中の微量ホルモンの定量を日常検査化し,更に酵素法の導入により大量検体の同時処理も可能となった.一方,各種測定キットの選択・取り扱い,ピペッティング,またホルモンの性質によっては,臨床症状とは合わない異常値を出しているのも現状である.
(カット図は,RIAの際の標準曲線に及ぼすインキュベーション時間と温度の影響を示す)
Copyright © 1979, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.