新しいキットの紹介
アガロースゲル電気泳動による螢光LDHアイソエンザイムの検討
橋本 寿美子
1
,
石川 俊夫
1
,
長橋 信子
1
,
関口 光夫
1
,
岩田 進
1
,
河野 均也
2
,
土屋 俊夫
2
1日大板橋病院臨床検査科
2日大板橋病院臨床病理
pp.293-296
発行日 1979年3月15日
Published Date 1979/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915053
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はじめに
1959年MarkertとMφllerがアイソエンザイムの概念を提唱して以来,LDHアイソエンザイムは多くの酵素の中でも最も多くの基礎的な検討及び臨床的な意義付けがなされている.
一般にLDHアイソエンザイムは五つの分画に分離される.これらは2種類のサブユニット,すなわち心筋型のHサブユニットと骨格筋型のMサブユニットの組み合わせによる.国際酵素命名委員会の名付け方で表すと,LDH Ⅰ=H4,LDHⅡ=H3M……LDHⅤ=M4となる.
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